花林籐 karinto
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2006年作品・製作期間約2ヶ月間
| 半年間構想に時間を費やしながらも、結局たいしたアイデアも出ず。 今年は出展を諦めかけた夏の終わり、ある友人から写メールが。 「今年もお世話になりまーす!」 その写真はおいらの昔の作品「月籠」でした。そうだそうだ、「月籠」は彼女にあげたんだっけ。 毎年秋になると部屋に飾ってくれるなんてありがたいなぁ〜なんて思った時だった。 今流行り?の「リメイク」の言葉が突然頭をよぎった。 そうそう、この「月籠」の綺麗な六角形フォルムが好きで作ったのに、賞を取れなくて心残りだったんだ。 うん、やってみようもう一度。今年は「月籠」のリメイクを! さらに一昨年作った「遺産」のイモムシパーツがダンボール一杯余っていて、これも利用したい。 ってことになりまして、早速「月籠」を強制里帰りさせ、リメイク開始。
完成度は高いです。結構お気に入りなんですが。 しかし当日の事件で嫌な思い出がとりついてしまいましたとさ・・・ |
花林籐 の作り方 |
せっかくなので今年の力作「花梨籐」作り方を暴露しちゃいましょう。
皆さんもまねっこしてどんどん作ってみてくださいね。
さあ、いくよー♪
まずはイモムシパーツの耳5mm程度をハサミで切断します。
そのパーツ2個をつなげて一本にします。
それに竹串を差し込んでまっすぐにします。
今度は・・・・
・・・
・・・やめた・・・ やめたやめたやめたー
まともに審査もされなかったなんて、こんな年は初めてだわ。
あかりアートに出展するようになって、こんな屈辱ははじめてだわ!
何があったかだって?
もう思い出すだけで腹が立つわ。
あかりアートが始まった頃は市を挙げての大イベントに
役所に勤める同級生達も半纏姿でがんばってたのになぁ。
それが今はどうだ!
現場で仕切ってんのはボランティアの高校生達。
予算が毎年一割カットされていて、人件費に金かけられないのも解からんでもない。
高校生の働きが悪い!って言いたいわけじゃない。
ただ何と言うか、あかりアートに対する覇気が感じられんのだよ。
あかりアートが全国的に有名になり、少し怠慢になったんちゃうん?
見よ!この美しい骨組を!
たしかに今年は風の強い日だった。
だから転倒しにくい、たとえ転倒しても大破しない補強はしたつもり。
ただ電球交換だけはしやすいようにと、そこだけはこだわった。
それがまさかいらん事だったのか・・・?
これが問題の写真。これはフタがひっくり返っている図。
これが本来のフタの姿。
こんなにぴったり収まります。綺麗ですね♪
はぁ〜・・・何が起きたのか・・・
するどい方はもう気付いてるんじゃないでしょうか?

はい完成デース!
皆さんもつくってね♪
10月7日
午後7時半。
僕は家族を引き連れて、あかりアート会場となる街へ歩いた。
今年は一般部門285点、ガキ部門167点と例年になく少ない数だ。
やはり参加費千円が効いているのか、働きの悪いボランティアに悶々なのか。
今日は風がひどく強い。
転倒している作品が目に付く。
でもこのくらいの風は想定内だ。
大丈夫。僕の「花林籐」はコケたりしない。
いや、コケたって大破はない。
大丈夫、大丈夫。
おっと、もう審査も終わっている時間だ。
僕の「花林籐」はどうだったかな?ちゃんと情熱は審査員に伝わったかな?
さて、そろそろ「花林籐」が展示してあるあたりだ。
今夜は満月。
所狭しと道幅一杯に並べられた作品達は、どれもとても輝いて見えた。
僕はドキドキしながら自分の作品に近づいていった。
あ、あれ・・・だ・・・
だ?
僕は目の前の現実を受け入れられなかった。
どう理解していいのか・・・
ありえない・・・
まさに今流行の
予想外
何だコレ???

おい・・・

とんがってないかい?

はい・・・この勇姿で審査完了・・・
もうどうにでもして・・・
悪戯か? と頭をよぎったが・・・
いんや。
おそらくは・・・
1・ 風で転倒
2・ ボランティア直す
3・ 転がったフタをのせる
↑はいココ。
フタをのせて出来上がる形はトンガるか、凹むか。
この二分の一で負けた・・・
奴はとんがり帽子にしてしまった・・・
とんがり防止策を考えていなかったおいらが悪いのか?
とんがり帽子策を〜!
もうこっちが転倒したったわ。
なんせこれだもんなぁ・・・

やっぱりこうでしょうがー!

とにかく、審査終了。
ってか、あかりアート2006終了。
一応直して帰る・・・

悲しい夜。
すべての出来事に意味があるのなら、今夜の事も無駄じゃないはず。
神様からのお告げならば、聴く耳を持とう。
でも僕は自分で解かってるんだ。
きっとこう言われるんだなって事くらいは。
もうティッシュを使った作品はおよし・・・ってね。
満月がおいらをやさしく照らしていた。

最後は口直しに。
リメイク版月籠「花林籐」と「月籠」のツーショット。
来年もがんばるぞ!
多分。
おしまい。

今年のTACパパの作品。
入賞おめでとう!